「伝え方が上手な人、下手な人」
同じことを伝えるにも、
伝え方が上手な人と、そうではない人がいます。
わかりやすく伝えられる人と、わかりにくい伝え方をする人とでは、
一体何が違うのでしょうか。
私は昔から薬局に行くのが好きなのですが、
一番好きな製薬会社はダントツで
「小林製薬」です。
もし製薬会社に就職するなら絶対に小林製薬に入りたいです。
なぜそんなに好きなのかというと、
ネーミングセンスが素晴らしいからです!
・トイレその後に
・熱さまシート
・のどぬ~る
・アットノン
・ガスピタン
・ボーコレン
・髪の毛集めてポイ
・ブルーレット置くだけ
・ポット洗浄中
・さぼったリング 等々・・・
もう最高!
そのままじゃないの!
このストレートなわかりやすさってすごーく大事だと思うのです。
カッコいい感じで、横文字いっぱいにしてみたら、
ちょっと目を引くような気がするのですが、
そもそもイメージできないものは、相手には伝わらないです
たとえば、このような肩書きを見たら、どんな仕事内容かすぐに想像つきますか?
わくわく引寄せ波動集客マスター
キラキラハイパーメディアクリエーター
恋愛レジェンドメンタルコーチ・・・・・
…一体、なにものですか?
これを見たら瞬間的に避けたくなります(笑)
スピーチトレーニングや、
マナー講師育成のトレーニングでいつも伝えているのが、
「相手の頭の中に映像が浮かぶように話すこと」
たいていの人は、
自分自身の頭の中には映像が浮かんでいるのですが、
相手の頭の中に映像を投影させるような話し方をしていません。
だから伝わらないのです。
余計な情報を入れ過ぎたり・・
説明文になってしまったり・・
出来事だけ話していたり・・
伝わる人がやっていることは、
「具体例」「エピソード」「事例」
これを話しています。
【自分の感情が動いた実体験+イメージ化】
何かを説明するときに、そのまま文章を読むのではなく、
実体験や、日常での事例に置き換えて話すことを意識するのがオススメです。
たくさん具体例やエピソードをストックするためには、
日常生活での感受性を高めておくことです。
人に何かを伝えるということは、生き方を問われることになるからです。
日常はネタの宝庫です。
芸人さんのように、ネタ帳を作ってみてもいいかもしれませんね。
「人生を上昇気流に乗せるメールマガジン」読者登録はコチラ
■執筆者 香山万由理(かやままゆり)
一般社団法人ファーストクラスアカデミー【FCA】代表理事
一般社団法人日本キャビンアテンダント理事